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西鉄ライオンズの戦力が最も充実していたのは、巨人との日本シリーズを連覇した昭和32 年である。油断からか開幕当初こそ四連敗というスタートだったが、その後怒濤の九連勝で首位に立つと、7月以降は首位を譲らず引き分けを挟んで14連勝を記録する。結果的には宿敵南海を大差で引き離してパ・リーグ優勝を飾った。
立て役者は20連勝という記録を達成し、計35勝をあげてエースにのし上がった稲尾である。打撃陣も打撃ベストテンに5人が名を連ね、その勢いのまま巨人との日本シリーズでも4勝1分と無敗で連覇を達成した。
(執筆・文責 益田啓一郎 編著「西鉄ライオンズとその時代」より) |
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パ・リーグ開幕戦試合前のベンチ風景。大下、豊田、玉造ら。
1957(昭和32)年3月30日 所蔵:西日本鉄道 |
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開幕第2戦、平和台球場へと向かうファン。1957(昭和32)年3月31日 所蔵:西日本鉄道 |
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開幕戦試合前、西村貞朗・畑隆幸両投手。
1957(昭和32)年3月30日 所蔵:西日本鉄道 |
オープン戦試合前、花井・小淵のルーキーと玉造。
1957(昭和32)年3月10日 所蔵:西日本鉄道 |
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対南海ホークス戦ダブルヘッダーに連敗。第2試合終了後、グラウンドを横断して帰路につくファン。
1957(昭和32)年6月30日 所蔵:西日本鉄道 |
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対東映戦で3度目のリーグ優勝を決め、一塁側ベンチ前に集まる西鉄ナイン。
1957(昭和32)年10月13日 所蔵:西日本鉄道 |
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小倉豊楽園球場での最終戦セレモニー。
1957(昭和32)年10月20日
所蔵:西日本鉄道 |
小倉豊楽園球場での最終戦、外野席の風景。
1957(昭和32)年10月20日
所蔵:西日本鉄道 |
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