西鉄ライオンズの戦力が最も充実していたのは、巨人との日本シリーズを連覇した昭和32 年である。油断からか開幕当初こそ四連敗というスタートだったが、その後怒濤の九連勝で首位に立つと、7月以降は首位を譲らず引き分けを挟んで14連勝を記録する。結果的には宿敵南海を大差で引き離してパ・リーグ優勝を飾った。
 立て役者は20連勝という記録を達成し、計35勝をあげてエースにのし上がった稲尾である。打撃陣も打撃ベストテンに5人が名を連ね、その勢いのまま巨人との日本シリーズでも4勝1分と無敗で連覇を達成した。
(執筆・文責 益田啓一郎 編著「西鉄ライオンズとその時代」より)
日本シリーズ第1戦、本拠地平和台球場で試合前の練習を始めるナイン。
1957(昭和32)年10月26日 所蔵:西日本鉄道
日本シリーズ第1戦前、シーズン20連勝の表彰を博多織元松居から受ける稲尾投手。
1957(昭和32)年10月26日 所蔵:西日本鉄道
セ・パ最高殊勲選手の二人。稲尾と巨人・与那嶺。
1957(昭和32)年10月26日 所蔵:西日本鉄道
第2戦試合前、第一入場口付近の混雑。
1957(昭和32)年10月27日 所蔵:西日本鉄道
日本シリーズ第1戦、ホームランの豊田を出迎える三原監督、中西・大下両選手。
1957(昭和32)年10月26日 所蔵:西日本鉄道
日本シリーズ第1戦、勝利投手の稲尾を囲む。
1957(昭和32)年10月26日 
所蔵:西日本鉄道
優勝した選手らを出迎える大下弘後援会の人々。
1957(昭和32)年11月4日・博多駅 
所蔵:西日本鉄道
東中洲を進む優勝パレードと沿道の大観衆。1957(昭和32)年11月4日 所蔵:西日本鉄道
北九州での優勝パレードで花束を受け取る三原監督。小倉市役所前(現リバーウォーク北九州付近)にて。
1957(昭和32)年11月 所蔵:西日本鉄道
日本シリーズ第1戦、平和台球場まで続く観戦者の列。
1957(昭和32)年10月26日 所蔵:西日本鉄道
日本シリーズ第1戦、応援団も盛り上がる。
1957(昭和32)年10月26日 
所蔵:西日本鉄道
日本シリーズ第1戦、下の橋に設置された奉迎門。
1957(昭和32)年10月26日 
所蔵:西日本鉄道
日本シリーズ第1戦試合前、パ・リーグ表彰選手の記念撮影。稲尾、山内、野村、中西、木村の各選手。
1957(昭和32)年10月26日 所蔵:西日本鉄道
日本シリーズ第2戦、スタンドの応援も最高潮。
1957(昭和32)年10月27日 所蔵:西日本鉄道
日本シリーズで連覇を達成し、博多駅へ凱旋した選手らを出迎えるファン。
1957(昭和32)年11月4日 所蔵:西日本鉄道
博多駅へ到着した選手たち。
1957(昭和32)年11月4日 
所蔵:西日本鉄道
北九州での優勝パレード、門司港にて。
1957(昭和32)年11月 
所蔵:西日本鉄道
北九州での優勝パレード、砂津の西鉄北九州営業局前にて。
1957(昭和32)年11月 所蔵:西日本鉄道
 
 
 
 
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