Special Story1 グローバルネットワークの拡大

Special Story1 グローバルネットワークの拡大

当事業本部は、海外の主要な国と地域を網羅する物流ネットワークを構築し、グローバルな物流サービスを提供しています。

昨今の世界のマーケットの拡大・多様化に対応し、高品質なサービスの提供を継続していくため、海外ネットワークの拡大を進めています。

M&A、アライアンス、新たな支店開設や各駐在事務所の現地法人格上げなどを検討・推進し、「第16次中期経営計画」の最終年度となる2025年度末には「世界35ヵ国・地域、135拠点」での事業展開を目指します。

グローバルネットワーク

WACO(WORLD AIR CARGO ORGANIZATION)

WACOロゴ

WACOはそれぞれ独立したフォワーダーで構成された国際組織で、世界中でシームレスな輸送を遂行しています。1973年に設立され、ローカルの強みと多国籍グループの強みを活かし、高品質なサービスを提供しています。当事業本部はWACOを基軸とした代理店展開の一方で、WACO以外でもそのエリアにおいて強みを持つエージェントと積極的に提携を行うことで、より広いエリアをカバーする戦略を取っています。

WACOエリア

TOPICS

「福岡ロジスティクスセンター」開設

2022年9月、国内の新たな物流拠点として、福岡市博多区東那珂に「福岡ロジスティクスセンター」を開設しました。福岡地区に複数あった倉庫を集約して業務効率化を図ると共に、福岡空港や博多港にも近い立地優位性を活かし、サービスの充実・品質向上を図ることで、九州発着の輸出入貨物の取り扱いを拡大します。

センター内には温度調整管理機能を備えた冷蔵庫を有し、生鮮食品や生花などの保管が可能です。当社グループの西鉄運輸㈱との協働で、同センターを活用した九州の農産物の拡販も進めており、引き続き取扱量の拡大に取り組んでいきます。非常用電源の設置などBCPにも万全を期し、また輸出入貨物の配送における共同運送の導入や再利用可能な器材の導入など、環境の観点からの取り組みも推進しています。

  • 福岡ロジスティクスセンター福岡ロジスティクスセンター

「関東ロジスティクスセンター」新設

関東地区にある3ヵ所の既存ロジスティクスセンターはいずれも満床状態が続いているため、首都圏におけるロジスティクスビジネスの新たな拠点として、千葉県習志野市に「関東ロジスティクスセンター」を開業予定です。半導体エリアの設置や保冷エリアの充実などの付加価値の向上が予定されています。また、施設には高度なセキュリティ対策が導入されるほか、「グリーンビルディング認証(CASBEE)」の取得済みなど安全や環境の面も考慮したサステナブルな拠点として、2024年度上期中の営業開始を予定しています。

  • ※CASBEE:建築環境総合性能評価システム
  • 関東ロジスティクスセンター関東ロジスティクスセンター