NNR GLOBAL LOGISTICS UK LIMITEDの取り組み
―トピック:低炭素物流の具体事例―
NNR UKのモーダルシフトへの取り組み
NNR GLOBAL LOGISTICS UK LIMITED(以下、NNR UK社)は、英国北部のお客さま向けに、英国国内におけるコンテナ輸送の最終区間で、従来のトラック輸送を鉄道、または鉄道とトラックを組み合わせた輸送へと切り替えました。
その結果、陸上輸送に伴う温室効果ガス排出量を大幅に削減することができました。具体的には、サウサンプトンまたはフェリックストウ発シェフィールド向けの輸送では、1コンテナあたり約77%(247kg CO2e※)の削減を達成し、ロンドン・ゲートウェイ発グラスゴー向けでは、1コンテナあたり約24%(151kg CO2e)の削減効果が得られました。
- ※CO2e(CO2 equivalent)とは、二酸化炭素(CO2)に加え、メタン(CH4)、一酸化二窒素(N2O)などの温室効果ガスを地球温暖化係数に基づきCO2に換算した値。


ドイツ~英国におけるエコフレンドリーな輸送ルート提案
環境配慮に積極的なお客さまの要望に応え、ドイツから英国へのトラック輸送について、従来のルートを見直し、走行距離を短縮できる新しい輸送ルートを提案しました。この取り組みにより、1回の輸送あたり約243kgのCO2e排出量を削減することができ、2024年4月から2025年3月までの12カ月間で合計約8トンのCO2e削減を達成しました。従来の輸送方法に比べ、より効率的かつ環境に優しい輸送手段を提供することで、お客さまの持続可能性への取り組みに貢献しています。
輸送の管理におけるCO2e排出量の削減
そのほかにも、NNR UK社では限られたリソースの中で、輸送の優先順位を見直し、本当に必要な貨物を優先して出荷する方式を導入しました。例えば、10本のコンテナが予約されている場合、そのうち在庫補充に不可欠な2本のみを優先的に輸送し、残りの8本は翌週以降の船便で順次出荷しました。この方法により、重要な貨物は確実に届けつつ、不要な輸送によるCO2e排出を抑えることができました。さらに、待機可能な貨物については、バイオ燃料を使用した船舶など、より環境負荷の低い輸送手段を活用することで、温室効果ガスの排出をさらに抑えることができました。この取り組みは、物流効率と環境配慮を両立させる上で重要なモデルとなり、今後の持続可能な輸送戦略の参考にもなっています。
これらの施策を通じて、当社は顧客ニーズに応えながら、環境への責任を果たす低炭素物流の推進を実現しました。今後も、効率的かつ環境に優しい輸送のモデルを確立し、持続可能な物流の普及に貢献していきます。



