FIVE FREEDOM　商業航空権「5つの自由」

1944年のシカゴ会議において商業航空権についての原則がまとまり、国際運送の内容が5つに分類された。
第1の自由：相手国の領域を無着陸で横断飛行する自由。「上空通過（Fly-over）の自由」ともいう。
第2の自由：相手国の領域に、給油、整備等の目的で離発着する自由。「技術着陸（Technical Landing）の自由ともいう。
第3の自由：自国領域内で積み込んだ貨客を相手国の領域内で取り卸す自由。
第4の自由：自国の領域に向かう貨客を相手国の領域で積み込む自由。
第5の自由：相手国の領域内で第三国の領域に向かう貨客を積み込み、又は第三国の領域で積み込んだ貨客を取り卸す自由。「第三国間輸送の自由」ともいう。
一般に第1と第2の自由を通過権（Transit Right）といい、第3〜第5の自由を運輸権（Traffic Right）という。

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