1911（明治44）年５月、福博電気軌道は博多電灯に合併され博多電灯鉄道と改称。さらに1912（明治45）年６月に九州電気と合併して九州電灯鉄道となりました。一方の博多電気軌道は1912（大正元）年11月、九州水力電気に合併されました。東中洲に本社を構えていた九州電灯鉄道は1917（大正6）年、２つの軌道が交差する交通の要衝となっていた天神町交差点角地（現在の天神ビルの場所）に本社ビルを新築します。時計塔を備えた九州電燈鉄道ビルは天神町で最初のランドマークとなりました。