
古山 睦久
西鉄運輸株式会社 福岡支店
運行管理者
食料品から生活用品、工業製品まで、あらゆるモノを運ぶのが物流の仕事。西鉄運輸では、スーパーやコンビニなどへ商品を運ぶ輸送業務をはじめ、荷物を保管・管理する物流センター業務、引越業務、航空貨物輸送、さらに現在、海外輸出にかかわる国際物流事業も進めており、商品の管理・輸送を一貫して請け負うサービスで人々の生活や企業活動を支えています。
福岡支店では、にしてつストアなどへの商品配達を中心に行っており、生鮮品からチルド、ドライ品まで届けています。「お客さまに安心してお買い物をしていただくため、品質を保ちながら、迅速かつ確実に荷物をお届けするのが私たちの役割です」と語るのは、トラックの運行管理業務を行う古山さんです。
【1】乗務員の出発前にアルコールや健康、睡眠などの状態をチェック。安全に関する項目を唱和して「行ってらっしゃい!」
【2】全車両にドライブレコーダーを搭載。映像は定期的に確認している
福岡支店には98名の乗務員が在籍しており、そのうち常時約40名の運行を管理しているという古山さん。一人ひとりの適性や日々の業務量などを考慮して、30以上ある配送ルートを振り分けます。重視しているのは、何より業務における安心・安全を確保すること。西鉄運輸では車両を計画的に代替し、こまめな整備、車内外の映像や音声を記録するドライブレコーダー(ドラレコ)や、速度や走行時間などを確認できるデジタルタコグラフ(デジタコ)といった設備の導入とともに、乗務員の安全意識を高める取り組みにも力を入れています。「定期的に研修や個人面談を実施するほか、出発・帰社時の点呼では健康チェックも徹底します。また、運転に関しては安全運転日報やデジタコのデータも日々確認して、問題があればドラレコを見ながら指導もしています」。
【3】福岡支店はトラック96台を配備。福岡・九州内だけでなく、大阪まで走る長距離ルートも
もともと乗務員として活躍していただけに、運転する側の気持ちも分かる古山さん。質問には的確に、悩みには親身に応える姿勢で乗務員からは抜群の信頼を寄せられています。昨年夏の九州北部豪雨の際は、大雨で走行が困難になった乗務員からのSOSを受け、すぐに別のルートを調べて案内。乗務員の安全を守り、商品も無事に届けることができました。「みんなが気持ちよく出発し、無事に帰ってこられる環境づくりが私の仕事。大切なのはやはり日頃からのコミュニケーション。顔色を見て体調や気分を察知し、声かけをしたり話を聞いたりすることを心がけています」と笑顔で語ります。
安全運転日報でデジタルタコグラフ(右)のデータを見れば、いつ、どこで速度オーバーや急ブレーキ、急発進があったかが一目瞭然。乗務員一人ひとりの業務終了後に日報と合わせてデータを確認し、運転状況に異常があった場合はその都度、指摘し改善する
便利で快適な生活を支える物流は、災害時や国の非常時ともなれば、命をつなぐ食糧や必需品を届ける重要なライフラインでもあります。新型コロナウイルスが社会に強い影響を与えても、皆さまの暮らしを守り、安心をお届けしたい。そんな使命と自覚をもって、西鉄運輸は福岡のまちを走り続けます。
「責任の大きな業務ですが、スムーズな輸送ができたときは達成感があります。
安心安全をモットーにこれからも当たり前の生活を守っていきたいです」
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