
安藤 由美
西日本鉄道
都市開発事業本部 営業部
レイリア大橋 副館長
1978年に西鉄大橋駅内に開業した大橋西鉄名店街。以来約40年にわたり、多くのお客さまに愛されてきました。2017年には特急停車駅にもなり、利便性が増した大橋駅で、より心地よく快適に過ごしていただきたい。そんな思いから開業以来初の大規模なリニューアルを実施、この春「RAIRIA Ohashi」(以下:レイリア大橋)として名前も新たに生まれ変わりました。
【1】館内は通路が広くなり、普段使いできる惣菜のお店なども充実
【2】オープン告知のポスターにはたくさんの地域の方が登場。「RAIRIA」の名称は「RAIL(線路)」「ARIA(空気)」「AREA(地域)」を組み合わせた造語。「人や地域をつなぎ、空気のように身近な存在でありたいという願いをこめました」
「改装にあたっては、これまでお客さまから寄せられていたさまざまなご要望も取り入れました。特に意識したのはバリアフリー設備です。エレベーターで地下まで移動できるようにしたり、マルチトイレの新設や女性用トイレにおむつ替え台を設置しました。また、館内の床には滑りにくい素材を採用するなど細かい部分まで配慮しています」と副館長の安藤さんが語ります。近年、大橋エリアに若い世代やファミリー層が増えていることもあり、テナントも一新。おしゃれなセレクトショップや人気のカフェ、ベーカリーなどが入ったことで、幅広い世代が集まり賑わう空間となりました。
しかし長い歴史を持つ名店街だけに、「実は新しい施設を地域の方に受け入れていただけるか不安でした」と言う安藤さん。ですが、「オープン後は、明るくなった、快適になったと幅広い世代の方に好評でほっとしました。『こんな施設だったら毎日来たいね』と言うお客さまのお声を聞いたときは、心の中でガッツポーズしました(笑)。オープン日は大橋商店連合会の方々をはじめ、地域全体で祝ってくださり、感謝の気持ちでいっぱいです」。
【3】大橋の新しいシンボルとして地域に愛される施設を目指します
安藤さんが目指すのは、レイリア大橋を単に通勤・通学途中に立ち寄る施設ではなく、人々の楽しい暮らしの拠点にしたい、そして大橋のまちをさらに元気にしていくお手伝いをしたいということ。そのため、大橋のまち歩きイベントやお得なクーポンが付いた「お散歩map」の作成など、周辺のお店や地元企業とも連携した企画や催しを実施しています。また館内でも月に一度、親子で楽しめるようなワークショップを開催するなど、大橋に訪れるきっかけをさまざまな形で発信しています。「大橋駅周辺は、小さな路地においしいお店や隠れ家的なショップがひしめいていて散策がとても楽しいエリアです。そんな魅力を、いろんなイベントを通して伝えていけたら。そして地域の方と一緒に、大橋を住みたいまち、また来たいまちとして盛り上げていきたいですね」。
【4】「大橋駅周辺を歩いて楽しんでほしい」という思いで発行した「お散歩map」。発行後すぐになくなってしまうほど好評で秋に第3弾を予定
【5】グランドオープンの4月26日は、最大10連休となったGWの直前。「予想を上回る約10万人のお客さまが来館してくださり、スタッフも嬉しい悲鳴でした」
令和の幕開けとともに誕生したレイリア大橋。新しい時代の駅として、これからもまちとともにあり続けます。
「イベントやワークショップではお客さま同士が仲良くなることも。気軽な交流の場にしていきたいですね」
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◎詳しくはホームページをご覧ください
住/福岡市南区大橋1-5-1
(西鉄大橋駅直結)
電/092-511-5517
営/10:00~21:00 ※店舗により異なる
◎ホームページも随時更新しています
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