十人十色のわくわくで
駅を彩る「天神TOIRO」

賑わいが増す天神の駅をさらに魅力あふれる空間に

「天神ＴＯＩＲＯ」は、２０１９年に20周年を迎えるソラリアステージが増床してできた新ストリート。「天神ビッグバン」などで今後ますます天神のまちが活気づくなかで、西鉄福岡（天神）駅にも新しい魅力を創り、まちや沿線に貢献したいという思いから誕生しました。スイーツにベーカリー、和菓子にお惣菜…、思わず目移りしてしまう多彩なショップのラインナップに携わったのが、「リーシング」というショップの誘致を担当する黄さんです。「今回のリーシングでは、地元福岡の名店を中心に出店していただくことにこだわりました。福岡には郊外にも素敵なお店がたくさんあり、そういった魅力を発掘・発信するのも私たちの役割のひとつです。同時に東京や大阪で話題のショップを誘致し、最先端の味や雰囲気をお届けすることにも力を入れました。また、駅コンコースという特殊な立地ですので、足早に通り過ぎるお客さまにいかに関心をもっていただけるかを考えて、通勤・通学の方、旅行やお出かけの方向けに、手みやげやお弁当といった手軽に買える品揃えも重視しました」。

【1】黄さんとともにリーシングを担当した江口彩香さん（左）と三浦千明さん（中央）。「福岡初上陸のお店もありますのでぜひお立ち寄りください！」
【2】「大好きなお店のオーナーさまやスタッフの方といろんなお話ができるのも、リーシング業務の魅力です」と黄さん

週に一度は関東や関西などに出張し、情報収集を行う黄さん。天神ＴＯＩＲＯのリーシングにおいては、西鉄福岡（天神）駅と同規模の駅の視察や、出店してほしいブランドがどんな店舗展開をしているかなどの調査も綿密に行ったといいます。黄さんが交渉を担当したのは、関西発のベルギーワッフル専門店「マネケン」と、福岡のマクロビオティック店の先がけ「ナチュラル デリ エヴァ」の２店舗。その他の店舗の出店についても、数ある候補のなかからリーシングチームのメンバーと協議を重ねました。

【3】今後さらに先進的なまちへと進化していく天神。その顔としてふさわしいような駅を目指します

「出店を希望してくださるお店も多く、協議は本当に難航しました。先方のご担当者さまは経験豊富な方も多いため、交渉の際はとても緊張します。それだけに、誠心誠意お話しして信頼していただき、出店が決まったときは本当にうれしかったです」と振り返る黄さん。９月２８日のオープンから３カ月。行列ができるショップも多く、活気の増した駅コンコースの様子に目を細めます。「どのお店もリーシングのメンバーが自信をもっておすすめできるお店ばかりです。人が集まる場所で、たくさんのお客さまにお店の魅力を知っていただき、長く愛されてほしいと願っています」。

【4】オープン当日の様子。大人の女性に人気のお店や全国的にも話題のお店が集まった天神TOIRO。開店直後から各店に行列ができるほど賑わいました
【5】改装中は駅利用のお客さまのご迷惑にならないよう仮囲いで工事。劇団ギンギラ太陽'sとのコラボで天神の歴史を展示しました

手軽な食事に、自分へのご褒美に、大切な人への手みやげに…。福岡の〝楽しい・おいしい〟がぎゅっと詰まった天神ＴＯＩＲＯは、十人十色の使い方・過ごし方ができる場所。さまざまなシーンで、皆さまの暮らしに彩を添えるお手伝いをしていきます。

「天神TOIROは、ショップのラインナップそのものが魅力です。ご満足いただける商品をたくさんを揃えましたので、ぜひ足を止めてほしいですね」