
梁井 稔
株式会社ニモカ
営業部 課長代理
2008年5月、西鉄初の電子マネー機能付きICカードとして「nimoca」が誕生しました。 導入当時から現在まで、利用できる加盟店やエリアの拡大に携わっているのが梁井さんです。
「nimoca誕生の背景には2つの使命がありました。ひとつは公共交通機関での利便性向上と利用促進です。 電車やバスをより利用しやすくすることで環境問題にも貢献するという狙いがありました。 もうひとつは、交通機関と商業施設を連携させることによる地域活性化です。 そのため、加盟店は現金での支払いでもポイントが付き、交換も1ポイントから可能というふうに、nimocaには他のICカードにはないサービスを付加しました」。
【1】10周年記念の今年は、多彩なキャンペーンを企画中。第一弾は枚数限定のオリジナルnimoca
【2】nimocaのチャージ機やポイント交換機の点検を行うことも
当初は西鉄電車やバス、西鉄グループの商業施設での利用が主だったnimocaですが、年々、加盟店を増やしていき、今では百貨店、専門店、コンビニエンスストア、ドラッグストアなど全国47万店舗で使えるように。 また2010年からは他の交通系ICカードとの相互利用もスタートし、利用エリアは福岡・佐賀・大分・熊本・宮崎、そして北海道函館地区と広がり続けています。発行枚数は350万枚を突破。九州最大のICカードへと成長しました。
その秘訣は、「地域の加盟店と一体になって取り組んできたからではないでしょうか」と梁井さんは語ります。
「例えば交通機関を使って加盟店に行くとポイントが10倍になるなど、nimocaは加盟店や商業施設と連携したキャンペーンを数多く行っています。 加盟店にとってはお店のPRになりますし、キャンペーンでお客さまの来店が増えたなど、およろこびの声も多くいただいています。お店もお客さまも笑顔になれて、まちが賑わう。nimocaを通してそんな地域づくりに貢献していきたいですね」。
【3】クレジット機能や銀行のキャッシュカード一体型などさまざまな機能をもつnimoca。
「これ1枚で暮らしが便利になるカードにしていきたいですね」
2017年には九州を飛び出し、北海道の函館市電と函館バスの連携で「ICASnimoca」も導入しました。 エリア拡大のため、梁井さん自身、さまざまな土地に足を運びます。「他県への展開で心がけているのは、その土地でnimocaがいかにお役に立てるかを考えること。 気質や風土の違う土地でたくさんの方とつながり合えるのもこの仕事ならではのよろこびです。知らない土地でもnimocaを通してたくさんのご縁に恵まれました」。
【4】2017年3月からは北海道函館地区でもnimocaが使えるように。「ICAS nimoca」は函館市電や函館バスで利用できます
【5】「ICAS nimoca」加盟店もどんどん拡大中。「福岡の方からも、函館旅行や出張で移動やお買い物が便利になったと好評です」
nimoca誕生時、今のような広がりは想像できなかったと語る梁井さん。これからも2つの使命を胸に、加盟店とエリアの拡大に取り組んでいきます。 10周年を迎えた今年はお得で楽しいイベントやキャンペーンをたくさん打ち出していきますので、ご期待ください。
「10周年のキャンペーンは、ホームページなどで随時ご案内していきます。
この機会にたくさんポイントを貯めてくださいね!」
【応募期間】 6/1(金)~6/30(土)
【応募方法】 nimocaホームページにて受付
※当選者の発表は、賞品の発送をもって代えさえていただきます
《HP》https://www.nimoca.jp/