
福田 智隆
西日本鉄道 住宅事業本部
戸建住宅事業部 商品企画課
小郡市の豊かな自然に囲まれた西鉄「三国が丘」駅は、天神まで急行で約30分というアクセスのよさが魅力。その駅前という立地に、西鉄が提案する次世代コミュニティタウン「あすみ」があります。 キーワードは「つながるまち」。あすみには、人と人、小郡の自然、歴史といったさまざまなモノやコトがつながる工夫が随所にちりばめられています。
まちの総面積は12.6ヘクタール。敷地には255戸の戸建住宅のほか、分譲マンション、シニアマンションがあり、子育て世代からミドル、シニアまで多世代が暮らしています。 異なる世代をつなぐのは、イベントやサークル活動に利用できる「クラブハウス」や「BBQガーデン」、そして季節の野菜や果物を育てる「収穫の庭」などの共用施設。 今年はジャガイモや玉葱が立派に育ち、収穫した野菜を使ったカレー作りをたくさんの住人が楽しみました。
【1】「収穫の庭」ではキャベツや白菜、サツマイモ、大根など多彩な作物を栽培。月に一度、施肥や間引きなどの手入れを行います
【2】収穫した野菜をみんなで調理して食べるのも楽しいイベント。自分たちで育てた野菜はおいしさもひとしおです
西鉄の住宅事業の歴史のなかでも、あすみのような大規模なプロジェクトはこれが初。入社6年目の福田さんにとっても、交流イベントの企画や畑の手入れなどは初めての経験です。 「最初は手さぐりの状態でしたが、イベントに参加してくださる方も次第に増えて、笑顔で交流を楽しまれている様子を見るとほっとします。 また住人の方が私を見かけると気軽に声をかけてくださるのも、まちの一員になれたようでうれしいですね。台風が接近したときには、あすみの皆さんや畑の野菜たちは大丈夫かなと心配になるほど、愛着を感じています」。
敷地内で開催した夏祭りや野菜の収穫などのイベントは大好評。土に触れ、作物を育てる農作業は、子どもの食育にもつながります。
【3】10年後、20年後を見据えた美しい住宅地としての景観づくりと、
資産価値の向上につながるまちづくりを目指しています
さらに、「安心・安全のまちづくり」もあすみの特長です。防犯カメラやホームセキュリティの充実に加え、西鉄グループの会社が巡回警備を実施。車のスピードが抑制され、歩行者が安全に歩けるよう道路設計も工夫しています。 「何よりの安心は、住人の皆さんが顔の見える関係でつながり合うこと。震災などの災害を機に、絆やふれあいの大切さが見直されています。私たちの役割はその空間やきっかけをつくること」だと福田さんは語ります。
【4】チームミーティングでは図面や模型を使いながら、戸建て住宅の間取りや家のイメージを検討
【5】福田さんがこれまでに間取りを手がけた住宅は100軒以上。「コンセントやスイッチの位置など、細かい部分まで住む人の暮らし方や家族構成を想像しながら設計します」
まちができて2年。クラブハウスで書道教室が始まったり、農作業を教え合ったりと、住人同士の積極的な交流が広がっているのは福田さんにとっても何よりうれしいこと。 住む人の手によって、まちがますます魅力的に育ち「住みたいまち」になる。そんな明日を夢見ながら、西鉄はこれからも次世代のまちづくりに取り組んでいきます。
「あすみで培ったノウハウや経験を生かして、魅力的なまちをたくさんつくっていきたいです」
多世代のコミュニティを提案する「あすみ」は、誕生から2年が経ちます。現在、70棟のご成約をいただき、まちも賑やかになりました。また、第7期4邸がクラブハウス近くに完成し、新しい彩りが加わりました。
ただいま分譲中の全邸が内覧可能です。皆さまのご来場をお待ちしております。
あすみパビリオン(小郡市あすみ1-2)
住所:大野城市牛頸2473-12(本社)
電話:0120−393−558(10:00〜17:00)
休日:火・水曜
HP:「あすみ」で検索