
羽立 伸弘
ラブエフエム国際放送
営業企画本部 まちづくり推進課
「にしてつレッツハイク」は、1979年、地域の方々の健康づくりのお手伝いをしたいとの思いから始まりました。 以来37年、毎月1〜2回(7・8月を除く)、福岡近郊での山登りを参加者の皆さまに楽しんでいただいています。 山の選定の基準は、西鉄バスや電車でアクセスでき、初心者の方でも挑戦しやすい山であること、また桜や紅葉など季節ごとの見どころがあること。 同じ山でも、季節やコースを変えたりすることで、リピーターの方でも飽きない工夫をしています。
毎回200名以上の方が参加され、年齢層もお子さま連れのご家族から若い女性、年配のご夫婦などさまざま。 運営に携わって3年目の羽立さんは「毎月参加される方も大勢いらっしゃいます。一人で参加される方や高齢の方にとっては“みんなで登る”というレッツハイクならではの安心感があるのではないでしょうか」と語ります。 レッツハイクの企画・運営は西鉄グループの「ラブエフエム国際放送」が行っており、スタッフは羽立さんをはじめボランティアの方々にも協力いただき、合計15名ほどが携わっています。
【1】ベテランの参加者で組織する「リーダー会」と呼ばれるボランティアスタッフや、街のおそうじを中心にプロモーション活動をしている団体「グリーンバード」のメンバーも運営をサポート。当日は案内係として参加者を誘導します
【2】お弁当を食べたり写真を撮ったりと、山頂での楽しみ方もそれぞれ
スタッフが毎回心がけていることは、参加者の皆さまが安全にゴールすること。必ず事前に当日のルートを登り、道標を付ける場所や案内係の配置などを検討。 「迷いやすい分岐点や滑りやすい場所は特に入念にチェックします」と羽立さんの言葉に力が入ります。
【3】出発前に参加者にルートや注意事項を説明する羽立さん
開催当日はスタッフ全員で連携し、参加者の様子に細心の注意を払います。羽立さんは緊急時に備えてゴール地点で待機。「事故やけがもなく、皆さまが笑顔で下山して来られた姿を見るとホッとします」
この日は東区の三日月山・立花山コースに230名以上が参加。「きつかったけど楽しかった!」「頂上の景色が最高やったね」など晴れ晴れとした表情でゴールする皆さまに、「おつかれさまでした」「頑張りましたね」と出迎えのスタッフ全員で声をかけます。「ふだん眺めている山も、登ってみればたくさんの発見があり、山頂から見るまちの景色もまた新鮮に映ります。楽しく健康づくりをしながら、福岡のまちの魅力を再発見していただけたらうれしいですね」 気軽に山に親しめる入口として、40年近くにわたって好評をいただいているにしてつレッツハイク。これからも末永く愛される、地域に根差したレジャーであり続けたいと願っています。
【4】【5】三日月山・立花山コースの下見の様子。リーダー会のメンバーの意見を聞きながら、ルートの確認やタイムの計測、道標を付ける場所の検討をします。
「道標は足りなければ参加者が迷う恐れがありますし、付け過ぎても面白くない。加減が難しいですね(笑)」
「山登りは自分との戦い。登りきったよろこびを多くの方に体験して欲しい」というのがスタッフ全員の思いです
大平山は、朝倉市郊外の比較的低い山になります。隣の安見ヶ城山とともに散策コースが整備されており、春から秋にかけて遊歩道沿いに咲く花の多さが魅力です。
四王寺山は、最高点のある大城山を中心に岩屋山・水瓶山・大原山の4つの山の総称で、登り甲斐のある山として親しまれています。またハイキングの途中では、多くの古代山城遺跡を見ることができ、冒険心をくすぐる散策が楽しめます。
参加特典として通算完歩記録100kmごとに、にしてつレッツハイク オリジナル「記念バッジ」をプレゼントしています。サポートスタッフ一同、皆さまのお越しをお待ちしております!
料金:参加費無料(事前申込不要)
※雨天中止
◎詳しくはホームページをご覧ください
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