一生に一度の大切な日を
笑顔で無開けるお手伝い

お客さまに信頼してお任せいただくために

47年の伝統を誇る「西鉄グランドホテル」、スタイリッシュな空間が自慢の「ソラリア西鉄ホテル」。両ホテルには、11名のブライダルプランナーが在籍し、お客さまの理想とする結婚式を実現するために、日々力を尽くしています。その一人である秋吉紗弥佳さんは、巫女の職に就いていた神社で神前式の手伝いをした経験から、ブライダルの仕事に深く関わりたいと思い転職。入社9年目を迎えた現在は主任を務めています。
　初めてブライダルサロンに足を運ぶお客さまを案内することが多い秋吉さん。まずは、不安感や緊張感をなるべくほぐすように心がけています。「お二人の話を聞き、好きなものをうかがったり、私自身の話をさせていただいたり。距離を縮めることが大切です。担当したお二人には、毎回笑顔になっていただきたいと思っています」。そのためにも打ち合わせの前には鏡に向かい、自らの笑顔のチェックを欠かしません。

【1】約1カ月後に挙式を控えた秋山さんご夫妻と打ち合わせ。新郎のご両親も西鉄グランドホテルで結婚式を行った親子二世代のお客さまです
【2】会場の装飾や演出、衣裳、料理、ブーケ…挙げていけばきりがないほどの項目をお客さまとともに決め、さまざまなプロフェッショナルと力を合わせて形にしていきます

　今回、取材させていただいた秋山さんご夫妻は「ブライダルフェアに参加した際、案内してくださったのが秋吉さんでした。どんな質問にも的確に答えてくださるので、秋吉さんなら安心して任せられると西鉄グランドホテルに決めました」と語ります。実は、秋吉さんにも2年前に西鉄グランドホテルで披露宴を行った経験が。その時に実感したのは、「心から信頼できる人でないと、大切な結婚式を任せられない」ということ。それ以来、より安心感を与えられるよう、お客さまが疑問や不安を感じる前に、説明や案内をすることを一層心がけるようになりました。そして、打ち合わせを重ねるにつれ、お客さまとの信頼関係はより深いものになっていきます。
　秋吉さんが一番喜びを感じるのは、披露宴会場に入場するカップルを見送る時。「お二人でたくさん悩んで、作り上げられた会場に笑顔で入場なさる姿を見ると、本当によかったと思います」。その一方で、頻繁に会えなくなることをさびしく感じることもあるようです。しかし、その関係が続いていくことも数多くあります。あるご家族は次男の結婚式を始まりに、長男、長女と兄妹全員のプランナーに秋吉さんを指名。ご一家と関わりをもつようになったこともありました。「ホテルのなかでもブライダルプランナーはお客さまと特に密に接する仕事。ブライダルをきっかけに、西鉄グランドホテルを好きになっていただき、ご結婚後もご縁を繋ぐことができれば嬉しいです」。

【3】お客さまにヒアリングした装飾イメージを探して資料に。「打ち合わせのたびにしっかり資料を準備してくれるのが心強かったです」と秋山さん
【4】一生に一度のブライダルに失敗は許されません。「毎日忙しく、大きな責任を感じる仕事です。９年目の今でも、担当する式の前日はとても緊張します」

【5】西鉄グランドホテルの屋上にあるチャペルは、クラシカルな雰囲気が世代を問わず好評です
秋山さんご夫妻の結婚式当日。「嬉しそうなお二人の笑顔を見ると、私も心から幸せな気分になります」と語る秋吉さん