
常岡 兼次
西鉄エム・テック 整備事業本部
福岡工場 整備主任者
車やバイクに興味を持ったのは中学生のころ。整備学科のある高校に進み、16歳になったらすぐに免許を取得し、バイクを買いました。整備士として入社し、建設機械や道路工事用車両など特殊車両を扱う班で7年、一般の自動車を扱う班に異動して3年目になります。修理や車検が主な仕事ですが、お客さまの車の不調の原因を素早く見つけて解決できたときは自分でも嬉しいですね。西鉄エム・テックではあらゆるメーカー・車種を取り扱いますが、メーカーごとに構造の違いや特性があり、覚えることが多く大変です。でも、それが同時にこの仕事の面白さであり、どこまでも極めたいというやりがいにつながっています。
車はどんどん進化していますから、社内や整備振興会の勉強会には積極的に参加しています
昨年、今までで一番嬉しいことがありました。10月に行われた自動車整備の全国大会で優勝したんです。前回出場したときは結果を出せなかったので、今回は1カ月休みなしで練習を重ね、やっとリベンジできました。「日本一」の称号に恥じない整備士になることが今後の目標です。とはいえ、仕事の現場は競技とは違い、想定外のトラブルがつきもの。以前、先輩がお客さまから重機のトラブルの相談を受けた際、電話のやり取りだけで解決していて驚いたのですが、それは複雑な構造がすべて頭に入っているからこそできること。私も、お客さまの車に関するどんな困り事や相談にも対応できる整備士になりたいですね。そのためにも、優勝に甘んじず今まで以上に知識や技術に磨きをかけたいと思います。
作業中は「早く・ミスなく・丁寧に」を常に意識。自分なりに作業時間の目標も立てています
審査の様子
常岡兼次
2015年10月、東京ビッグサイトで開催された大会に、西鉄エム・テック常岡兼次が福岡チームとして出場。お客さま対応や故障箇所の特定、技能審査などの競技を行い、53チーム中1位に輝きました。にしてつグループではこれからも自動車整備の知識・技術の向上に努め、お客さまの安全で快適なカーライフをサポートいたします。