
愛宕浜整備場 整備士 主任/内海 順也
西鉄エム・テック(株)
私たち整備士は、西鉄バスの定期点検・車検のほか、部品の交換や寿命管理などを行っています。整備というと故障の修理というイメージがあるかもしれませんが、西鉄バスでは修理以前に故障を未然に防ぐことを原則としています。
路線バスの定期点検は、法律では3か月ごとと定められていますが、西鉄バスではさらにお客さまの安全と快適な乗り心地を追求するため、その半分の45日目にも自主点検を行っています。自主点検で不具合が見つかることもありますから、定期点検と同じように一つひとつ丁寧に点検しています。
最も大切なのは視覚・聴覚・触覚などの五感を研ぎ澄ますこと。
一般的な車の整備とバスの整備との違いは、何より部品が大きくて重たいということ。そして、その重みがそのままお客さまの命を預かる重みとなっていることです。私も入社後初めて点検を行ったときは、その責任の大きさに思わず手が震えました。バスは新しい機器の導入など、どんどん進化していますから、整備士も常に勉強が欠かせません。ですから年に一度行われる学科と実技試験をクリアし、知識と技術、安全意識をさらに高められるよう頑張ってます。バスは多くの方の生活に欠かせない公共の乗り物。バスの整備を通してお客さまの命を守ること、そして安心・安全なまちづくりに貢献していきたいと思ってます。
国家試験と厳しい研修に合格した整備士がバスの安全を守ります!
運賃モニターの液晶化を進めています。文字・数字が大きく表示できるほか、3停先までの案内や、英語・ひらがな・韓国語による表記も行っております。
低床型ノンステップバスの導入を進めています。従来のバスに比べ、床が低く入口の段差がないため、ベビーカーや車いすの方も乗り降りがぐんとラクになります。