
久留米管理駅 駅員/田中 由貴
(株)西鉄ステーションサービス
お客さまのお出迎え・お見送りにはじまり、電車の時刻のお尋ねや忘れ物の問い合わせ…。西鉄電車をご利用になるお客さまからの質問やお困りごとに、一番はじめに対応するのが私たち駅員です。ですから、駅員として働くうえで大切なのは何より「接客業である」という自覚をもつこと。接遇やマナーの意識やスキルを高めるとともに、お客さまが気軽に声を掛けられるような親しみやすい雰囲気作りを心掛けています。
駅員を育てる新人研修でも特に接遇には力を入れています。新人研修は2か月間に及び、知識面はもとより言葉遣いから姿勢、おじぎの角度まで細かく指導されますから本当に大変です。講義や実習を重ね、繰り返し実施されるテストに合格すれば、晴れて一人前の駅員として現場に立つことが許されます。さらに、新人研修以外にも、全駅員を対象とした月に1度の業務研修や定期的な顧客満足度調査なども行っており、すべての駅員がより質の高い接遇をお客さまに提供できるよう取り組んでいます。
私たち駅員にとって、お客さまから『ありがとう』『がんばってね』といった温かい言葉をいただけることは、何よりの喜び。これからも、訪れるすべての方に気持ちよく駅を利用していただけるよう、さらにお客さまの高い満足度を追求していきます。
お客さまを笑顔でお迎えすることも駅員の大事な仕事です。
西鉄の新人研修はとても厳しいものでした。でも、お客さまへ誠意をきちんと伝えるために必要なことだと実感しています。多様な質問やお困りごとに対応する駅は派出所のようなもの。今後も皆さんに親しまれる駅づくりをめざしていきたいと思います。
(柳川管理駅所属 星田 和則)写真左
新人研修は、机上研修と現場研修がそれぞれ1か月ずつ、合計2か月間もあり、研修の長さとテストの多さに最初は驚きました。現場では大変なことも多いですが、研修での経験が今はとても役に立っています。
(柳川管理駅所属 春口 博光)写真右