西日本鉄道の鉄軌道の沿革を路線ごとにご紹介します。
(凡例)
■駅・停留所の名称は現行もしくは廃止時。
■( )内は開設時の名称、( )のみは移設・廃止されたもの。
■青字の日付は営業廃止日。
■表内の黒字の日付は営業廃止日。

路線の沿革
年月日
内容
1911.6.5
九州電気軌道、門司市東本町—大蔵(大蔵川東岸)間(18.1km)、運輸営業開始
1911.7.15
九州電気軌道、大蔵—黒崎駅前間(6.8km)、運輸営業開始
1911.8.21

九州電気軌道、門司市東本町地内(0.1km)、運輸営業開始

1912.7.1
九州電気軌道、大門—戸畑間(5.6km)、運輸営業開始
1914.4.2
九州電気軌道、東本町—門司間(0.3km)、運輸営業開始
1914.6.25
九州電気軌道、黒崎駅前—折尾間(5.2km)、運輸営業開始
1923.11.13
九州電気軌道、中央区—枝光駅前間(1.9km)、運輸営業開始
1923.12.20
九州電気軌道、東本町—日ノ出町九丁目間(0.8km)、運輸営業開始(経営を門司築港に委託し、東本町—田ノ浦間の運転管理を受託)
1928.6.1
九州電気軌道、枝光駅前—牧山間(0.9km)、運輸営業開始
1929.5.31
九州電気軌道、牧山—天籟寺川間(0.8km)、運輸営業開始
1929.11.26
九州電気軌道、天籟寺川—幸町間(1.1km)、運輸営業開始
1932.12.21
九州電気軌道、門司築港軌道線日ノ出町九丁目—田ノ浦間の営業管理受託(1933.4.1本線より東本町—田ノ浦間への直通乗入れ開始)
1936.1.10
九州電気軌道、東本町—日ノ出町九丁目間0.8km、運輸営業廃止(同時に門司築港軌道線日ノ出町九丁目—田ノ浦間も運輸営業廃止)
1936.4.12
九州電気軌道、幸町停留所移設、連絡亘り線新設
1942.2.1
九州電気軌道、小倉電気軌道を合併
1942.7.11
九州電気軌道、手向山隧道開通により、線路を山側へ移設
1942.9.1
5社合併、九州電気軌道線は「西日本鉄道北九州線」となる。
1946.4.—
北九州線、貨物電車運転(2両)
1950.7.1
北九州線(北方線は除く)、パラレル(並列接続)運転開始
1952.11.30
北九州線、中央区に連絡亘り線新設
1953.10.27
北九州線、間接車(2両連接車)運転開始
1954.5.25
北九州線、ボギー車の集電装置をビューゲルに変更完了
1954.8.1
北九州線、自動信号区間(大門—三六、黒崎駅前—折尾)で最高速度60キロ/時運転開始
1956.3.21
北九州線、筑豊電鉄線(貞元—筑豊中間間)に直通乗入れ運転開始
1956.7.—
北九州線、山王筋—中央区間の軌道移設
1957.5.—
北九州線、門司—桟橋通間の軌道移設
1957.12.25
北九州線、北方線(魚町—北方間)に331形間接車(2両連接車)登場、試乗会開催
1958.2.—
北九州線、中央区—春の町間の軌道移設
1958.5.20
北九州線、ボギー車の集電装置をパンタグラフに変更完了
1959.9.—
北九州線、前田町—黒崎駅前間の軌道移設
1960.3.—
北九州線、小倉病院前—三郎丸間の軌道移設
1962.12.1
北九州線、3両連接車運転開始
1963.4.1
北九州線と福岡市内線の併用軌道で、自動車の運行が許可
1963.12.—
北九州線、枝光駅前—白川町間の軌道移設
1966.3.—
北九州線、金田—下到津間の軌道移設
1968.4.26
北九州線、ツーマン連接車(中部車掌の廃止)の運行開始
1970.8.20
北九州線、ワンマンカー(ボギー車)の運行開始(77年3月24日完了)
1976.6.10
北九州線、車両外粧塗色変更(77年10月20日完了)
1980.11.2
北九州線、北方線(魚町—北方間)4.6km、運輸営業廃止
1985.10.20

北九州線、北九州本線の一部(門司—砂津間)11.6km、戸畑線(大門—戸畑間)5.5km、枝光線(中央町—幸町間)4.8km、運輸営業廃止

1986.6.16
北九州線、冷房車両運転開始
1988.8.6
北九州線、筑豊電気鉄道線からの直通乗入れ区間を八幡駅前までに変更
1992.10.25
北九州線、砂津—黒崎駅前間12.7km、運輸営業廃止、西黒崎停留所開設
1995.4.1
北九州線(黒崎駅前—折尾間)の業務を筑豊電気鉄道に委託
2000.11.26
北九州線、黒崎駅前—折尾間5.0km、運輸営業廃止(軌道事業全廃)、第3種鉄道事業として、黒崎駅前—熊西間0.6kmの運輸営業開始(筑豊電気鉄道が第2種鉄道として運行)

 
 
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