1932(昭和7)年7月31日、西鉄の前身会社である九州電気軌道が小倉到津遊園として開園しました。翌1933(昭和8)年10月1日に動物園も開設し、
1937(昭和12)年からは夏季林間学園を開催。戦時中の接収閉鎖を経て1946(昭和21)年8月4日に再開園し、遊園地施設の拡充で県内随一の規模と施設で
人気を博しました。平成になって施設間競争の激化や少子化、ワシントン条約により民間企業の動物調達が困難となった事などから、累積入場者数は
2,500万人超を誇ったものの、残念ながら2000(平成12)年5月31日付で閉園。施設はその後「北九州市立到津の森公園」として生まれ変わりました。
今回は西鉄本社に遺る写真群の中から、1960年代から70年代前半の記録写真をご紹介します。(写真プリント・画像貸出も可能です)